
AMDの未発表Ryzen AI 5 330プロセッサは、以前税関倉庫受領情報に登場していましたが、今ではGeekbenchベンチマークデータベースにもこのプロセッサが登場しています。
以前の予想とは異なり、Ryzen AI 5 330 は 1+3 コア 8 スレッド プロセッサであり、合計 L2+L3 キャッシュ容量は 12MB です。なお、テストサンプルの基本周波数は2.0GHz、最大周波数は3.721GHzです。
同プロセッサの統合グラフィックカードはRadeon 820Mというコードネームで呼ばれており、Ryzen AI 5 340のRadeon 840Mよりも下位の名称となっている。「RDNA 3.5」アーキテクチャを継承しつつ、さらに小型化されると予想されている。
今回テストしたRyzen AI 5 330マザーボードプラットフォームのコードネームはKRK2 Venue_SKFであり、Ryzen AI 5 330は「KRK2」(Krackan Point 2)というコードネームのチップバリアントをベースとしていることを示唆している。