
仙遊セラー@忙的灯草が7月9日、Google Pixel 10 Proスマートフォンのプロトタイプマザーボードを発売したと報じられています。エンジニアリング検証テスト(EVT)1.0段階のシステムはフルブート動作をサポートしており、このモデルのハードウェア開発の進捗状況が初めて公開されました。公開された実機写真からは、マザーボードのクイックスタートメニューとカメラモジュールの下に「DVT」(設計検証テスト)のロゴが表示されており、このマシンが設計検証段階に入り、開発プロセスがGoogleハードウェア製品の標準テストサイクルに沿っていることが確認できます。
注目すべきは、リークされたマザーボードのデザインが、以前にリークされたレンダリング画像と非常によく一致していることです。特に、ペリスコープレンズモジュールのレイアウトは全く同じです。これは、Pixel 10 Proの撮像システムに関するこれまでの情報、つまり5,000万画素のメインカメラ+4,800万画素の超広角+4,800万画素の望遠というトリプルカメラソリューションを裏付けるものです。マザーボードのコンポーネントレイアウトの分析と合わせると、新型スマートフォンにはGoogleが自社開発したTensor G5チップが搭載される可能性があります。このチップはTSMCの3nmプロセスをベースにし、1+5+2オクタコアアーキテクチャを採用しており、前世代と比較してパフォーマンスが大幅に向上しています。
エンジニアリングプロトタイプの偶然の流出は、Pixel 10 Proのハードウェア設計の詳細を明らかにしただけでなく、研究開発が後期段階に入っていることを示唆しています。Googleの製品リリースペースから判断すると、このモデルは8月に正式発表され、Android 16システムを搭載した最初のフラッグシップデバイスになると予想されています。