『Ghost of Mount Yotei』の価格は399.90レアル、『Death Stranding 2: On the Beach』の価格は349.90レアルです。これは、インフレや米国政府による輸入関税に対抗するためのソニーのグローバル戦略の一環なのか、それともブラジルのストアにおける地域価格設定を撤廃するための特別な措置なのかは不明です。
ライバルのマイクロソフトは最近、Xbox向けの新作ファーストパーティゲームを10ドル値上げすると発表しました。従来は69.99ドルでした。価格引き上げ後、ソニーのファーストパーティスタジオが開発するフルプライスの3Aゲームは、今年のクリスマスゲームラインナップから79.99ドルで販売されます。マイクロソフトによると、これらの変更は開発コストの上昇と市場トレンドの変化を反映したものとのことです。
ブラジル市場における価格引き上げの波は、ソニーのファーストパーティゲームに最初に影響を与えるでしょう。
同様に、任天堂はSwitch 2プラットフォームのファーストパーティゲームに「スライディングプライシング」戦略を採用する計画を発表しました。同社は、ゲームの開発プロセス、ゲームプレイの幅広さと奥深さ、ゲームの持続性、ゲームプレイ体験の繰り返し性など、各ゲームについて様々な要素を考慮し、適切な価格を決定します。近日発売予定の『マリオカート ワールド』、『大乱闘スマッシュブラザーズ』、『ゼルダの伝説』、『3Dマリオプラットフォーム』といった、Nintendo Switch 2プラットフォーム向けの主要なファーストパーティ独占タイトルは、79.99ドルで販売されます。一方、『ドンキーコング カントリー』や『星のカービィ スターウォーズ』といったNintendo Switch 2専用タイトルは、通常価格の69.99ドルで販売されます。
ソニーがPlayStationゲームの価格を改定するのは時間の問題であり、『Ghost of Yotei』と『Death Stranding 2』がブラジルのPlayStation Storeで価格改定されたことは、他の地域でも同様の展開が見られる兆しと言えるでしょう。