
NVIDIA公式サイトの最新情報によると、同社の年次技術イベント「GTC Taipei 2025」は、5月21日から22日まで台北の漢来ホテルで開催され、付随する実践的なワークショップ活動は5月20日から22日まで継続されます。NVIDIAがGTC(GPUテクノロジーカンファレンス)を台北国際コンピューターショー(COMPUTEX)に持ち込むのは今回が初めてであり、世界中のAI開発者とアジア太平洋地域の産業チェーンとの深いつながりを築くことを目指しています。
GTC Taipei 2025の主な議題は、基調講演と技術トレーニングです。NVIDIAとそのパートナーであるTSMC、Foxconn、MediaTek、Wistron、Pegatronなどの上級幹部が、AIコンピューティングチップ、スマートマニュファクチャリング、エッジコンピューティングといった最先端分野に焦点を当てた特別講演を行います。実践的なワークショップでは、AIモデルのトレーニングやアクセラレーションコンピューティングの最適化といった実践的なコースが提供され、初心者から上級者まで幅広い技術ニーズをカバーします。
COMPUTEX 2025のハイライトとして、NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンスン・フアン氏が、5月19日午前11時より台北ポップミュージックセンターで基調講演を行い、「AIとアクセラレーテッド・コンピューティング技術における最新のブレークスルー」について講演します。講演内容には、次世代AIチップアーキテクチャ、ロボット協働システム、生成AIの応用シナリオなどが含まれる予定です。
今年の台北国際コンピュータショーは、5月20日から23日まで南港展覧センターで開催されます。テーマは「AI Next」で、約1,400社の出展者と8万人以上の専門家の来場が見込まれています。NVIDIAに加え、AMD、Intel、ASUS、Acerなどのメーカーが、AI PC、スマートロボット、自動運転などの革新的な製品を発表する予定です。会期中にはInnoVEXスタートアップコンペティションも開催され、世界中のテクノロジー系スタートアップチームに展示の場を提供します。