
『バレットストーム』や『アウトライダーズ』の開発スタジオであるPeople Can Flyが、Project Maverickの真の目的を明らかにしました。
Project Maverickは2023年6月に初めて報じられました。現時点では、People Can FlyのProject MaverickはMicrosoftから3,000万~5,000万ドルの予算で全額出資され、Xboxメーカーの既存タイトルをベースに開発されると言われています。
それ以来、詳細は明かされていませんでしたが、People Can Flyはスタジオの投資家向けウェブサイト(XboxEra提供)の「About Us」セクションでProject Maverickの内容を明らかにしました。そして、おそらく予想通り、Project Maverickの正体は『Gears of War: E-Day』です。今年1月には、People Can FlyがThe Coalitionと共同で『Gears of War』の次作を開発することが明らかになっています。
People Can Flyの投資家向けウェブサイトには、People Can Flyが「現在7つのプロジェクトに取り組んでいる」と記載されています。同社は、世界的なパブリッシャーであるスクウェア・エニックスとの共同開発による新作AAAタイトル『Gemini』、マイクロソフトとの提携による『Maverick』(『Gears of War: E-Day』)、クラフトンとの共同開発による既存ゲームモード『Echo』、そしてセルフパブリッシングモデルによる『Bifrost』と『Victoria』(『Lost Rift』)のリリースを計画しています。
さらに、People Can Flyは「没入型VRアクションサバイバルジャンルの新作ゲーム『Project Bison』というVR技術プロジェクトにも取り組んでおり」、グループ傘下のIncuvoは「別のVRプロジェクト『Green Hell VR』の開発に積極的に取り組んでいる」とのことです。
Incuvoは『Bulletstorm』のVR移植版をリリースしましたが、かなり雑な出来でした。EurogamerのVR愛好家であるイアン・ヒグトン氏は、発売時に『Bulletstorm VR』を試用し、全体的に非常に期待外れで粗雑な出来だと評しました。
『Gears of War: E-Day』はシリーズの前日譚であり、オリジナルゲームの出来事から14年前を舞台としています。昨年末、ジョン・ディミアジオとカルロス・フェロが『Gears of War: E-Day』でマーカス・フェニックスとドミニク・サンティアゴ役を再演することが明らかになった。