
NothingのサブブランドであるCMFは、先日、初のProシリーズ携帯電話「CMF Phone 2 Pro」を正式に発表しました。250ユーロ(約2,070人民元)から販売されるこの新型携帯電話は、モジュール式レンズ設計と全面的にアップグレードされたハードウェア構成により、ベルリンで開催されたグローバル発表会で業界の注目を集めました。
最大の注目点は、その画像処理システムです。50メガピクセルのメインカメラは、1/1.57インチの大型ボトムセンサーを搭載。低照度撮影能力は前世代機から64%向上し、4K/30fpsの動画撮影に対応しています。革新的な交換レンズ設計により、ユーザーはマクロレンズや魚眼レンズを追加購入でき、8メガピクセルの超広角レンズと50メガピクセルの光学2倍望遠レンズを組み合わせることで、あらゆるシーンの撮影に対応します。
6.77インチAMOLEDスクリーンは、リフレッシュレート120Hzにアップグレードされ、ピーク輝度は3000nits、2160Hz高周波PWM調光に対応しています。HDR10+表示効果と相まって、前世代の6.67インチスクリーンと比較して視覚体験が大幅に向上しています。本体の厚さは7.8mm、重量は185gと軽量化され、IP54保護等級は日常的な防水ニーズを満たしています。
性能面では、Dimensity 7300 Proチップを搭載し、5000mAhバッテリーは33W急速充電に対応しています。フル充電で、ゲームを10時間連続再生、動画を22時間再生できます。システムにはAndroid 15ベースのNothing OS 3.2がプリインストールされており、3年間のシステムアップデートと6年間のセキュリティメンテナンスが保証されています。新たに追加されたNFC機能は、前世代の欠点を補っています。
この端末は、サンドストーンホワイト、マットブラック/グリーン、メタリックオレンジの4色展開です。8+128GBモデルはヨーロッパ限定で250ユーロ(約2,070元)、256GBモデルは280ユーロ(約2,319元)、ハイエンドモデルは米国市場で280ドル(約2,041元)で販売されています。付属の魚眼レンズ/マクロレンズは35ユーロで、スマホケースやホルダーなどのアクセサリーも公式サイトで購入できます。
本日からNothingの公式サイトで予約注文が開始され、世界正式発売日は5月6日を予定しています。現地スタッフによると、ベルリンのエクスペリエンスストアには3,000人以上が展示機を体験し、中でもモジュラーレンズキットが最も人気のアクセサリーとなったとのことです。