
ソニーは本日、年間フラッグシップモデルXperia 1 VIIを正式に発表し、「モバイルオーディオ&ビデオ3.0時代」の幕開けを告げました。ファンの間で「通話対応ミラーレスカメラ」と呼ばれるこの新型スマートフォンは、プロスタジオレベルのオーディオアーキテクチャをスマートフォンに移植した初の製品です。新型スマートフォンは5月20日より予約受付を開始し、基本モデルの価格は20万5000円(約9970人民元)です。
この新型スマートフォンの最大の特徴は、ウォークマン50周年記念テクノロジーを搭載していることです。3.5mmヘッドホンジャックには4層金メッキ技術が採用され、S/N比は125dBに向上しています。本体両側にデュアルサブウーファースピーカーを搭載し、前世代機と比較して振幅が40%向上し、低周波の潜行深度は60Hzを超えています。 「ボヘミアン・ラプソディ」を再生すると、ボーカルと楽器の分離感はヘッドマウントモニターヘッドホンに匹敵します。
撮影機能に関しては、Sony Xperia 1 VIIは48メガピクセルの超広角レンズを搭載し、光量を2.3倍に増加させ、低照度撮影時のノイズを67%低減します。85-170mmの望遠レンズには「AI手ブレ補正アルゴリズム」が追加され、7倍ズーム時の撮影成功率が82%向上します。動画撮影では、ソニーのシネマカメラと同じS-Cinetoneカラーモードが追加され、リアルタイムフォーカストラッキングと被写界深度のシミュレーションが可能です。
コア構成に関しては、Sony Xperia 1 VIIはSnapdragon 8 Gen3チップ、グラフェン液体冷却システムを搭載し、4K 120フレームのゲームレンダリングをサポートします。 5000mAhの大容量バッテリーとインテリジェントな省電力技術により、最大58時間の連続音楽再生が可能です。ソニーは異例の6年間システムアップデート保証を約束し、ユーザーは2030年までセキュリティメンテナンスサービスを受けることができます。
この端末は現在、銀座や大阪を含む5つの旗艦店で試用可能で、スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープルの3色展開です。同時発売のマグネット式スタンド保護カバーにはNFCチップが内蔵されており、タッチするだけで専用のサウンドモードを起動できます。スマートフォン市場が「超細分化時代」に突入する中、ソニーはオーディオとビデオという2つの切り札を武器に、ハイエンドモバイルを再定義しようとしています。